今回はきょうの料理ビギナーズで紹介された「里芋の煮ころがし」&「里芋の塩そぼろあん」を作ってみました。
まずはさといもの栄養分や効能について調べてみました。
サトイモの栄養分 効能
里芋に含まれるガラクタンには、とてもたくさんの優れた効能があると言われています。
(ガラクタンとは炭水化物とタンパク質の複合体のことです)
★コレステロールを下げる
加齢ともに血管壁に溜まるコレステロール。
★高血圧予防に
さらに、ガラクタンには血圧を下げてくれる効果も期待できます。
★肥満予防に
ガラクタンのすぐれた効能のひとつに、大量に摂取しても脂肪にならないことが挙げられます。
里芋に含まれる「粘液糖タンパク質の混合物」の代表的な効能
✰粘膜保護に
タンパク質の消化・吸収を高める、胃腸の働きを活性させる、潰瘍の予防に役に立ちます。
✰便秘予防に
便秘がちの人ほど里芋を食べましょう!
✰スタミナアップに
タンパク質の吸収を高める効果があります。
色々な素晴らしい効能が期待できる里芋ですね。
里芋の煮ころがしレシピ
ヤツヤで甘辛い煮汁がよくからみ、中はねっとりとした独特の食感。
里芋の持ち味をシンプルに味わう定番のおかずです。
里芋の煮ころがしの材料
(2~3人分)
・里芋 8~10個(500g)
A
・だし カップ1と1/2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・砂糖 大さじ1
里芋の煮ころがしの作り方
①里芋はたわしでこすって洗い、ざるにあげます。
時間があればしっかり乾かすと、すべりにくくなって皮がむきやすいです。
②上下を切り落とし、縦に皮をむきます。
大きいものは横半分に切り水でサッと洗い、水気をきります。
③小さめのフライパンにAを入れて混ぜ、里芋を加えて中火にかけます。
④煮立ったらオーブン用の紙で落としぶたをし、弱めの中火で約10分間煮ます。
⑤落しぶたを外し、竹串を刺してスーッと通ったら中火にし、フライパンを揺すりながら煮汁がトロリとするまで少し煮つめます。
⑥器に盛り付けます。
里芋の塩そぼろあん
フライパンでひき肉と里芋を炒め、中華風スープで煮るコクのあるそぼろ煮です。
豚ひき肉のうまみが里芋にしっかりからみます。
里芋の塩そぼろあんの材料
(2人分)
・里芋 5~6個(300g)
・豚ひき肉 150g
・スープ(顆粒スープの素小さじ1を水まはた湯カップ1で溶く)カップ1
A
・酒 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・塩 小さじ1/4
・水溶き片栗粉(・片栗粉 小さじ1/水 小さじ2)
・しょうが 10g
・細ねぎ 3本
●塩/サラダ油
里芋の塩そぼろあんの作り方
①里芋は洗い、時間があれば乾かします。皮をむき、3~4等分の輪切りにします。
②ポリ袋に入れ、塩小さじ1/2を加え、軽くもみます。
③ボウルに移し、水で洗って水気をきります。
④しょうが(10g)はせん切りにし、細ねぎ(3本)は3cm長さの斜め切りにします。
⑤水溶き片栗粉の片栗粉(小さじ1)・水(小さじ2)は混ぜておきます。
⑥小さめのフライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、豚ひき肉を入れて炒めます。
⑦肉の色が変わったら里芋を加え、1~2分間炒めます。
⑧スープを注ぎ、煮立ったらAの材料を順に加え、オーブン用の紙で落としぶたをし、弱めの中火で約8分間煮ます。
⑨ふたを外して中火にし、水溶き片栗粉をもう一度混ぜて回し入れ、全体を混ぜてとろみをつけます。
⑩しょうが、細ねぎを加えてサッと混ぜます。
⑪器に盛り付けます。
最後に
今回は里芋の煮ころがし&里芋の塩そぼろあんを作ってみました。
サトイモは久しぶりに食べます。
どちらもレシピ通り美味しくできました。
サトイモには体にいい成分がたくさん入っているので積極的に摂りたいと思います。